お金との関係は自分自身との関係

家計管理

株式市場は調整下げ局面

株式市場が調整下げ局面に入っていて、NISA口座の利益分が3分の2まで減っています。まだまだ下がるかもしれませんが、このまま今月も積立されるのをただ眺めるだけです。

ブル
ブル

元本割れしても慌てず、騒がず。

私はリーマンショックの時にFXをやっており、会社員時代のボーナス2回分が1日で溶けた経験があります。。。な、懐かしいですね。。。いや、トラウマ

FXは追加証拠金が尽きたらTHE ENDですが、インデックス投資はマイナスになっても、いつかは戻ることのほうが大方です。身の丈にあった資金をこつこつと積み立てることで大きな相場の波に飲み込まれても、そこまで大きな痛手を被ることはありません。

ただ、それを何年も続けることが難しいのではありますが。

今、中学生の娘には「何も肩書きが立派な職業につく必要はない。自分の得意な仕事に就くと良い。そして、20年間、必ず給料の5分の1は貯蓄、そのあとは投資に回しなさい。」と教えております。

大切なのは「自分にあった人生を楽しめる力」なのかもしれませんね。

お金とのスタンスの取り方が下手な理由

もう50代の私ですが、今までの人生、お金とのスタンスの取り方が本当に下手だったな、と思います。

  • リスクを取るのに臆病なのに、不用意に衝動的にお金を使ってしまうことがあった
  • 旦那は自営業だから定期的にお金を貯めるのは無理だと決め込んでいた
  • お金がなくてもなんとか生活はできると信じ込んでいた

こういうスタンスに至るに、根源には生い立ちだったり、抱えている問題だったり、葛藤だったり、自分では気が付かない脳や精神状態だったりと色々な要素が影響していると考えられます。

ただ、ひとつ決定的に言えることは

自分と丁寧に向き合ってこなかったな。

ということです。

つまり、自分の現状に目を瞑り、目を逸らしてきた。

強くこれを感じているし、結局これが「お金」や「仕事」、果ては人間関係にも影響してきていたのだと思います。後悔と共に、今になって何故か冷静に振り返ることが出来る事に驚きもしています。

お金はあくまでお金。それ以上でもそれ以下でもありません。大切に扱えば自分に利益をもたらすし、雑に扱えば何も残らない。自分自身もそうではないでしょうか。

今の自分にできること

自分の人生、やり直せるなら、もう一度高校生ぐらいからやり直したい気持ちもありますが、結局のところ、進む道が違ったとしても同じような人生をたどったと思います

根源的な部分でどこか自分を諦め、自分を雑に扱ってきたところがあるからです。

今の自分にできることは、限られた時間の中で目の前の家族と仲間を大切にし、仕事があることに感謝し、丁寧に生活を楽しむことです。

マインドが育つのに随分と時間がかかりましたが(すでに50代)、年齢を重ねることで、余計なリスクを避ける力(断る力)、最低限の仕事や生活のスキルは身についているので、やっと自分を開放させることができる時期にさしかかった気がしています。

ブル
ブル

時間は有限。でも今からでも遅くはない。

株価の下落に伴い、自分のマインドセットに至るお金とのスタンスのお話になってしまいましたが、お金、生活スタイルはとどのつまり、その人間の人生との向かい方や考えがそのまま現れていると今ならはっきり分かるからです。

若い頃からこつこつと積み上げることができる人は、心も体もとても健全で安定した状況、良くも悪くも、若いうちに相応な失敗や経験をして、きちんと大人になった人だなぁ、と感じています。

でも、だからと言って、そうではなかった自分を今諦める必要もないと感じてもいます。そういうところが楽観的、非計画的、な側面なのかもしれませんが、それでも、残りの人生を豊かに、周りを少しでも幸せにしていくことは可能なはずです。

今できることを、できるだけ。楽しんで。

予測不能な人生だからこそ楽しいし、今、自分自身の心がけ次第で、数ヶ月後、数年後の未来は大きくわってくるのですから。

ブル
ブル

前向きに頑張りましょう

コメント

タイトルとURLをコピーしました