キッチンとNISA口座と

NISA

キッチン

実家は今月から解体作業に入るため光回線を解約済だったので、今回の帰省時はポケットWi-Fiを利用していたのですが、値段をケチったらGB数の上限が3GB /日だったようで、娘が配信音楽を聴いていたらあっという間に上限に達してしまう日々を送ることに。

夜、布団では実母の書籍棚の中から小説をいくつかピックして読書することに。

  • 青い壺/有吉佐和子
  • 望郷/湊かなえ
  • キッチン/吉本ばなな

どれも就寝前に軽く読むのにちょうど良い分量で面白い。(湊かなえはご存知の通りミステリー調ですが)

ただ、30年ぶりくらいに読み返すことになった「キッチン」がとても心にブッ刺さりました。あれ、こんなお話だったっけ?唯一の肉親を亡くした天涯孤独な女子がオカマバーのママと大学生の息子の住むマンションに居候する話、というのは覚えていたのだけれど、初めて読んだ当時は、なんとなくオシャレな表現を用いた新しい感覚の小説だな、という感想しかなかったのだけれど。

吉本ばななの作品は「死」が必ずと言っていいほど冒頭から扱われることが多いのですが、それを受け止める側の、ゆっくりと身体に回っていく親しい人の死の苦しみ、悲しみと、もがきながらも再生していく様が読んでいるとシンパシーを感じてゆくのかもしれません。それと、無駄なだらだらと続く情景描写がないのがかえって余韻を残すのかも。

若い頃に書かれた小説なのに、50代になってから刺さる。吉本ばななは人生何周目なのか。

キッチン、といえば、実家から持ち帰ったガスコンロカバーがやっぱり使い勝手がよいです。

5月NISA口座

離婚に伴い積立額を半分に減らしたNISA口座。ちなみに今月から旦那はお金を家に入れてくれないようになってしまったので当面は私の給料と貯蓄で生活をします。(公正証書作成後はきっちりと養育費と生活補助費を入れてもらいますが。)

相場の乱高下は続きますが、やや持ち直してきたようです。こうやってグラフで見てみると僅かながらにも右肩上がりですね。

もう焦って夫婦二人分の老後資金を貯める必要はなくなったわけですので、焦らず、コツコツと65歳まではなんとか働き続けて満額になるように資金投入してゆこうかと。この年齢になると現金との保有バランスもよく考えないと。

コーヒーポットもお持ち帰り。

解体する実家のものは出来るだけもらってほしいと実母に頼まれたのですが、持ち帰るにも遠いし、我が家は狭いし、で使い込んだキッチン周りの道具をいただくことにしました。一番、母を近くに感じるものでもありますし。

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