学費と「よそはよそ、うちはうち」

学費

ゆうちょに眠らせた学費

12年前、娘を産んでからは毎月1万円、保育園に預けて働き出してからは低収入ながら毎月5万円以上、こつこつと学費を貯めてきました・・・。娘名義の「ゆうちょ口座」に。その額約550万円。

ジュニアNISAをもっと上手く活用すればよかった!と後悔しても後の祭り。その頃の自分は投資の知識もNISAの知識も、ジュニアNISAにタイムリミットがあることも知らなかった。

でも、ネット上の「ジュニアNISAが終わる!入金するなら今!!」という煽り文言に押され、よくわからないまま2022年に娘の証券口座を開き、そこにゆうちょ口座から80万円だけ移動させました。今は、その80万円が現在は運用益で90万円に成長しています。(あくまで今の利回り、この後元本割れも勿論考えられます。)

尚、ジュニアNISAは2023年度で制度終了しております。

ゆうちょ銀行460万
ジュニアNISA 90万
米ジュニアNISAは現在の利益率を反映

中高の学費、例えば部活費用、塾代などは住信SBIネット銀行に準備した教育口座(大体200万円)から取り崩して使用しようと思っています。

現在12歳の娘、はたしてこのまま教育費をゆうちょ口座に眠らせておいてよいのか。

ブル
ブル

投資を勉強しだすと、ついつい利回りのよい

証券口座に預けたくなっちゃう。

ちなみに、学資保険は入りませんでした。入らなかった理由は

毎月定額ではなく、毎月の余剰額をプラスしてフレキシブルに入金したかったから。

そのため、家から一番近い郵便局で口座を作りそこに給料日にポイポイ入金していきました。

数年後に使用する学費なのでステイ

ゆうちょ口座から投資口座に移管しようかな?と悩みましたが、結論はステイ。

数年後に使用する予定の学費であれば普通預金でホールド。

もし、まだ子供が小さく、大学や専門学校への進学等で一番費用のかかる時期まで10年以上あるのであれば、今の私であれば間違いなく投資信託のインデックス商品に半分を分散して運用したと思います。

あぁ、時を戻したい。

とはいえ、その頃はNISAもなかったですし、投資知識のない私がまさかネットの証券口座を開設してお金を運用するなんて考えもしなかったでしょうけれど・・・。

でも案外、自分には「手取り給料の中から、回せる分を学費用口座に」作戦はあっていたのかもしれません。

数年後に確実に口座からなくなるお金の場合、「休眠口座」扱いの口座(言い方よ・・・)に放っておくほうが変な色気を持たずにホールドできますね、きっと。

ブル
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必ず消えるお金は、資産にはカウントしない!

学費は上限を決めておくことも大切

我が家は一人っ子なのですが、先述したように大学費用は約500万円、通塾や部活動にかかる費用も予算は約200万円以内、と決めています。

それでは足りないのでは?という声もあると思います。

現に、娘の通学していた公立小学校は学年の生徒の半分以上が私立中学を受験して中高一貫校に進学しています。この場合は、中学受験の受験費用、私立中高一貫校の学費、その他活動費、塾代、大学進学費用、と相当な金額がかかると思います。(ついでに通学費用とお弁当費用)。中高だけで入学にかかる準備合わせると約1000万円くらいでしょうか。

ブル
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みなさん、お金持ち。

この世界線からみると、「予算が少なくて、お子さんがかわいそう」とか「子育てや教育こそお金をかけた分リターンが多いのだからケチるべきではない。」「私立中学は学力ではなく、環境を買いに行っている(同等の学力の仲間や家庭の経済力)。公立のカオスはありえん。」となるかもしれません。

そんなときは定番の

よそはよそ。うちはうち。

と割り切ることが大切です。これは教育だけではなく、全てにおいて言えることですけれど。

我が家は、校区の中で一番しっくりくる公立中学を選び、その学校の校風や穏やかで配慮の行き届いた指導に大変満足しております。

塾選びや学習方法を厳選する

娘は都立高校を志望しています。中1の現在は塾には通っていません。

通信教材も色々とお試ししてみましたが

・学校で配布されたプリントを見返す
・提出ノートに一魂注力
・ワークを反復学習

泥臭いですが、この学習方法に落ち着いています。

たまに「ワークを繰り返す学習方法では応用力が身につかない。」といった意見も目にしますが

ワーク内容(基礎)が疎かであれば、結局、応用力も身につかない

考えで、現在は「基礎力を定着」させることに注力しています。

尚、塾には通っていませんが、居住区で開催される進路支援のゼミに選抜試験を受けて合格し今月から参加します。主要教科のみですが、学校の予習復習、テスト対策もしてくれるらしいので大変ありがたいです。区営のイベントなので、部活動のあとにそのまま制服で参加できるところもありがたい。そして参加費無料なのもさらにさらにありがたい。(ココが一番わたしにはありがたい!)

その家庭や通学している学校、一番はその子の性格や生活スタイルにあった学習方法を模索して、試しながら選んでいくことが大切かもしれませんね。

家計管理もそうなのですが

学習方法も無駄を削ぎ落とすことが重要

そう強く感じています。

あれもこれも、この環境もあの環境も与えすぎてパンクさせないように。取捨選択し、シンプルに必要な学習をたんたんと身につけていってくれたら、と我が家は考えています。

ブル
ブル

なりたい自分になるための勉強であってほしいな。

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