月々の保険料は3400円
実はわたくし、5年前までは自分が入院したら月々いくら支払われて、足りない金額はいくらなのかを理解していないほどマネーリテラシーが低い状態でした。(恥を忍んで書いています。)
知人の付き合いで女性特有疾病系の特約が沢山ついた医療保険に毎月13000円くらい支払っていた記憶があります。
今現在は、民間の医療保険、生命保険は全て解約し、こくみん共済の自身の医療保険と、旦那の生命保険、合わせて毎月3400円(端数切上げ)のみの加入状況です。(旦那は個人事業用費用にて別途生命保険と医療保険に入っております。)
この金額は、
医療保険→自分が怪我、病気で入院、通院した際に足りない金額分の上乗せ額
生命保険→娘が成人するまでの生活資金の不足分の総額
上記を目処に、支払い額を計算して加入しています。
ちなみに火災保険料は家賃に含まれており、車は所有しておらずカーシェアを利用しているので(料金に織り込み済み)毎月の保険料には加算していません。勿論?学資保険にも入っていません。
自分が病気をした時の不足金額
もし、がんになって標準治療を開始した場合。手術入院したとしてもせいぜい1週間から10日(もっと短いかも)、そのあとは通院に切り替わると思います。
現在の保険では入院日額3000円、所定の手術を受けた場合は数万円支払われることになりますが、実際にかかる費用は一括現金(実際はカード払い)で支払うことになると思います。医療費総額はざっと見積もって高くとも200万〜300万くらいでしょうか。
実のところ、この2〜300万円の3割負担分を窓口で支払う。一時的にはこの金額が口座から消えることになると予想しています。
一時的に、と書いたのは、これらはのちに「高額医療制度」によって9割は払い戻されるからです。
ちなみに我が家の場合は、月額の医療費上限額約9万円を超えた分が申請により返ってくる計算となります。
もちろん、通院や入院、リバビリ、色々とお金がかかるのは承知の上ですが、これを保険で賄うのか、その分の貯蓄で賄うのか、そこは各ご家庭での判断なのかな?と思っています。
我が家は保険会社の保険金ではなく貯蓄で
備えることにしました。
保険はお金を貯める手段ではない
ネット銀行や証券口座、また、家計簿アプリを操作していても、貯蓄型の保険や、外貨建ての預金など、名前を見ると魅惑的な名前の保険の広告をよく目にします。
「保険も貯蓄も同時に賄えるのだったら入っていても損はないよね?」
とずっと信じていたわけですが、現実には
”貯蓄性は極めて少なかった。”
というのが現状でした。
いや、貯まることは貯まるのですよ?預けているんですから。でも、そこから多くの手数料が保険会社に渡り、運用型で貯蓄しているよりは遥かに目減りしている状況の金額になるのです。
だったら、保険と貯蓄は切り離したほうがいいよね。
とうい結論に至り、さらに、保険料はかけ過ぎだったことに気づいたわけです。
入院日額1万円は必要かどうか
これを今一度考えたほうが良いかもしれません。
1ヶ月で支払った約10万円以上分の医療費は申請で戻ってきます。それを加味した上で月1万円の入院日額保障はいるのかどうか?
我が家は「不要」と判断。その分貯蓄で賄えばよい、となりました。厳密には貯蓄、というより「生活防衛資金」と言ったほうが適切でしょうか。
※勿論、各ご家庭、シチュエーションで考え方、必要額は様々ですので、これが正しいなどと言い放つつもりは毛頭ありません。あくまで我が家の医療費シュミレーションです。ご理解ください。
- 夫がなくなったら、子供が成人するまでにいくら不足するのかを計算しておく
- 疾病した時にいくら不足するのか計算をしておく
- 高額医療制度で、窓口で支払った分のいくら返ってくるのか計算しておく
この3つを加味した上で毎月支払う保険料を決めました。
定期的に見直しはするつもりですが、50代の今、家族構成も生活スタイルも変わる予定はなく、しばらくはあまり変動しないかな?と思っています。
各々の状況で必要な額は様々ですからね。
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