噂の良書。人生の指針決めに役立ちそう
結構ボリュームがある書籍なので、一つ一つの習慣を腹落ちして理解するには少し時間がかかりますが、社会や家庭でうまく立ち回るための小手先の手法を記したビジネス書ではなく、「人として満足のいく人生を歩むためには」といった自分自身の人格を大切に、回帰して見つめ直す、どちらかというと哲学書でした。
私の好きな夜と霧の作者、ヴィクトール・フランクルの苦境の中での人間の尊厳の保ち方などの引用があり、また、筆者のお子さんたちのエピソード、親としての成長と子供への接し方などが沢山記されており、共感する部分もたくさんありました。
人としての成熟は、正しく、人間としての成長が必要であり、その成長は日々の誠実な習慣の積み重ねである、と言ったことが事細かに記されています。
その時々の成長に合わせて読み返せるバイブルのような書ですね
習慣をひとつひとつ丁寧に積み重ねる
年明けに、図書館で予約していた書籍が次々と貸出可能になり、割と時間に余裕もあるので一気に読み進めていますが、先週は習慣の大切さや自分の良心に忠実にシンプルに物事を設計していくことの重要さなどについて、借りた書籍から学ぶことが多かったような気がします。
書籍を読むと、新しい情報や考え、敷いては哲学や指針が脳内にぐわっと入り込んでくるので混乱するのですが、それぞれ自分に見合ったエッセンスが残り、それを生活に取り入れていけるところが良いところだと思います。
読んですぐ書籍の内容に則して行動!というようなエネルギーは持ち合わせていないのですが、少しづつ、取り入れていける考えや指針の立て方などは実践していこうと思います。
もう50代。残りの人生には限りあります。
最終的に、自分はどういった人生だったと満足して振り返ることができるのか、また、60代に向けてどれだけ人間として成長することができるのか。
これからの習慣の積み重ね方にかかっているのかもしれませんね。
ショートケーキ用の余った苺でヨーグルトムースを作成しました🍓
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