少なめ所得で、年末調整でよくない?という意見はスルーし、今年もやってまいりました。確定申告時期です。えぇ、所得少なめ家族の、入力項目少なめ確定申告です。はい
準備するもの
今年も医療費控除用の明細以外は至ってシンプルなラインナップです。
令和6年度源泉徴収票(私、旦那、ともにpdf)
健康保険からの医療費通知書
自費診療の領収書(自分の歯科、子供のの歯科と眼科)
こくみん共済からの掛金明細書
小規模企業共済等掛金控除証明書(iDecoの払込証明書のはがき)
ふるさと納税の寄付金受領書
マイナンバーカード
MacBookAir(PC)→e-Taxサイト
iPhone(スマホ)→マイナポータルサイト アプリをDLしておく
e-Taxにログイン(マイナンバーカード利用)
手元に道具と書類が揃ったらいざ出陣。
ちなみに、MacBookでe-Tax にログインする際はSafari画面からアクセスしないと、GoogleChromeでは手続きができません。

e-Tax画面のログインから「個人の方」を選択します。

ログイン方法はどちらでも構わないのですが、私はマイナポータル経由でログインしました。

iPhoneにダウンロードしてあるマイナポータルアプリから二次元コードを読み取ります。

iPhoneでの操作は以下。
この操作が個人的には一番嫌いなのですが(私は読み取り成功までにだいたい3回くらい失敗するw)、iPhoneを(根気よく)マイナンバーカードにかざして情報を読み取ります。

iPhoneのスマホ画面でログインに成功するとPCの確定申告書作成ができる画面が開けます。

申告書作成画面を選択
さて、ここから(やっと)申告書の作成に入ります。

提出方法に関する事前確認がありますので「はい」で回答。

個人の確定申告なので選択する申告書は「所得税」。(ちなみに住民税の申告書は毎年3月に区役所から届きます。)

マイナンバーカードを利用してのログインはマイナポータルが必要でしたが、今回は証明書や医療明細を直接入力する「連携しないで申告書等を作成する」を選択して作成画面に進みます。

本人情報の確認
本人情報の確認と所得の選択をしていきます。
私の場合はシンプルに給与所得のみの「白色申告」。(青色申告に憧れるわぁ)



該当するものをポチポチ選んで、必要個人情報箇所を入力するだけなのでとっても簡単です。
収入の入力(給与所得のみ)
収入の入力、といっても他の事業所得や配当金利益などは一切ないわたしの所得は、給与一択。

源泉徴収票も一枚だけの(寂しい)シンプルな収入。

よって派遣会社のマイページからDLした源泉徴収票の通りに数値を入力すればOKです。

控除の入力
さてここからが電子ならではのe-Taxの便利さの本領発揮。会社の年末調整だとちまちまと手書きする箇所です。これ、会社の年末調整も電子にしたら人事部はとっても楽になりますよねぇ。

ちなみに社会保険料は収入の源泉徴収票の転記の際にすでに入力してあるため、控除等入力欄では「入力あり」となっております。

まずは個人年金、iDecoの掛金控除の入力。

iDecoの掛け金の入力はこちらからです。
ちなみに、掛け金の控除証明書はこのようなハガキで届いておりますので、こちらに記載の金額を入力します。

イデコ、と表示がありますのでどこに入力すればよいかはすぐにわかりますね。

私は旦那の生命保険がこくみん共済、自分の医療保険を同じ総合医療共済で加入しており(月の掛け金は合わせて3400円)こちらも入力はとってもシンプル構成です。
生命保険料控除の入力はこちらから


これも、保険会社(私の場合は共済)から送付されてくる保険料控除証明書の数字をそのまま転記すればよいです。(分かれている場合、一般生命保険の合計、介護保険料の合計をそれぞれに入力。)

源泉徴収証の所得金額やiDecoの入力画面もそうなのですが、入力完了するとこのように申告額が確認できるようになっております。わかりやすい。
ここからはいよいよ確定申告らしくなってきました、医療費控除です。病院、薬局等の窓口で支払った金額(保険適用、自費診療あわせて)が10万円を超えていた場合、超えた額に所定の税率がかけられた額が控除されます。昨年は子供のの歯科矯正などで80万越え!しておりましたが、今年は20万に届かずの医療費総額。それでも少しでも減税のため、申告いたします。


健康保険の適用(3割負担)で病院窓口で支払った金額は、健康保険から送付される医療費通知書に記入されていますので(ちょうど先週受け取りました)、その金額を転記していきます。

そしていよいよ、「自費診療」の領収書金額の入力。
- 私の歯の被せ物
- 娘の歯科矯正費用
- 娘のナイトレンズ(オルソケラトロジー)の診療費

今年の確定申告はほぼこのためかも。
医療費控除の領収書の明細内容はこのマークから入力します。


それぞれ、私の名前、娘の名前、支払い先の病院名を入力。計算結果が出ますので、今年我が家(私と娘)の病院窓口でキャッシュで支払った医療費は合わせて184,828円でしたので控除対象額は84,828円となります。※旦那は個人事業主のため、すでに青色申告済み。

控除額入力の最後は「ふるさと納税」です。私ぐらいの金額の所得だとほぼほぼワンストップ納税で年末調整で控除済み扱いとなると思います。わたしはあまりふるさと納税を積極的に利用はしていないのですが、昨年は楽天ふるさと納税で2回寄付し、どちらもお米の返礼品をいただいております。


ちなみに寄付先の住所は寄付先市町村を選ぶと自動反映されます。
その他( 配偶者控除、扶養控除)の入力

通常は関係ないのですが、今年は(令和6年分)は定額減税というなんだかちょっと複雑な制度のせいで、控除にならない配偶者と扶養親族の分も入力しなくてはなりません。


この制度、ほんとうに仕組みがいまいちよくわからんw、が、入力自体は簡単なのでとりあえず入力します。(旦那の収入額とマイナンバーカード番号を入力しなくてはいけないのが面倒、なくらい)
ちなみにここまで入力した内容は保存してダウンロードできます。例えば配偶者の所得金額なんて把握してないわ!となり、一旦作業を保留の場合、次回の操作はログイン後、保存した内容を読み込んでから続きの作業をする、といったことが可能です。

還付金受け取り口座の指定
ここまで入力すると、還付される金額が計算されて表示されます!素晴らしい。

還付金の受け取り方法、我が家は日常使用口座の住信SBIネット銀行にいたしました!

ネット銀行以外は、引き出すのも送金するのも手数料がかかりますもんね・・・💀
送信前確認と提出完了!
すべて入力し終わると、申告書送信表が出来上がり確認することができます。紙の時代の確定申告のあのフォーマットが電子で確認できるイメージ。

送信前にまたまたマイナンバーを読み込んでの本人確認操作が発生します。この作業が本当に面倒。でも自宅で簡単入力送付のためにはこの作業は避けられない。

QRコード読み取り→マイナンバーカードの暗証番号入力、カードの読み取り→認証完了で送信手続きに進めます。

今年もなんとか提出完了。不備があれば所轄の税務署から連絡がくることでしょう。。。(ないことを祈る)

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